ワオンスタジオの考え
ワオンスタジオでは、子供たちが大人になるために必要な経験や体験を、その子の能力に合わせて進めていきたいと考えています。
学校を卒業し、子供たちがその先どんな方向に進むのか、保護者の方と一緒に考え、共に成長していきたいと考えています。
子供たちが社会に出たとき、社会のルールや生活に必要な一般常識等に戸惑うことなく、スムーズに社会に適応できるよう、ワオンスタジオでできることを身につけ成長していただきたいと考えています。保護者の方と協力し合い、子供の成長を一緒に見守りたいと思います。
ワオンスタジオのスタイル
子供時代に、人はいろいろな喜びや悲しみ、成功や失敗をし、そこから学び成長します。
ワオンスタジオは、子供たち同士のコミュニケーションを第一に考えます。
とても多いケースに、他者理解ができないというものがあります。相手の立場に立って考えることが難しいのです。
お友達と遊ぶのを嫌がるか、一緒に遊んでも迷惑をかけてしまいます。
本人は楽しく遊んでいるつもりでも、お友達の遊んでいるおもちゃを奪ってしまったり、壊してしまったり、グループで遊んでいてもルールや順番が守れなかったり、勝ち負けのゲームでは負けると暴れてしまう子もいます。
ワオンスタジオでは、悪いことや危険なことをした子を叱ることがあります(体罰ではありません)。「これをしたら叱られる」「嫌な思いをした」という体験を学習してほしいと思います。
他者理解を身につけるのは時間がかかることと思いますが、ルールを身につけて上手に生活する術を身につけてほしいものです。人とのふれあいを通じ、たのしい体験をする。嫌な思いも体験する。そしてルールを守ること、やって良いこと、悪いこと、そして何より楽しむことを、様々な体験を通じて学んでいただきたいと考えています。
ワオンスタジオでの過ごし方
ご利用時間中は、個々の過ごし方に合わせて利用していただきます。子供たちにワオンスタジオですることを確認し、ルールを守って過ごしていただきます。
学校から帰ってきたら、連絡帳を提出し、カバンを片付けて、手を洗う。こういう流れを最初からスムーズにできる子は殆どいません。
しかし行動を観察していると、個々の課題が見えてきます。一つ一つの課題をクリアしていくと、いずれスムーズに流れが身に付きます。
もちろん、もっと基礎的な事柄を重点的に習慣づける練習をしている子もいます。自分で靴を脱ぐとか、トイレでズボンを脱ぐなど。
そういう子へはできる子たちが世話を焼きたがります。なるべく「自分のことは自分でやる」ようにしていますが、「世話焼き」のお兄さんお姉さん役も、自尊心を育てることに役立つと考えます。
「自分のことは自分でやる」これは子供の将来にとって大切なことと考えています。自分の荷物は自分で持つ。自分で散らかしたおもちゃは自分で片づける。トイレを汚してしまったならば、自分で掃除をさせる。
ワオンスタジオの支援員は、子供が可愛いからといって全部やってあげるようなことはしません。
室内活動時間は、子供たち同士のコミュニケーションはもちろん、創作活動やダンス、体操を楽しむこと、子供たち同士が職員と一緒に学ぶ常識やマナー等、季節の行事を行いながら楽しく過ごしています。
また、長期休暇等(夏休み)は、外出活動を多く取り入れ、普段とは違う体験をし、子供たちの成長を見守っています。
お勉強の時間
ワオンスタジオに来ると、宿題やプリント学習をしたりと、個々のペースで過ごします。
遊ぶことが好きな子もいれば、勉強が好きな子も。
学習は、その子のペースに合わせて取り組んでいます。将来に大切になる「字を読むこと」「正しく発音すること」「名前を書くこと」「数を数えること」「特にお金を数えること」などの目標を掲げて取り組みます。
個別の学習プリント、年代別学習プリントも用意しています。





ワオンスタジオのおやつ
ワオンスタジオでは、子供の成長期に大切なご飯もの、パンや麺類をメインとして提供しています。
学校からワオンスタジオに帰ってくると、「おなかすいた~」という声が多く、成長期の子供たちのおなかを満たすため、主にカレーライスや麺類等を提供しています。
また、誕生日やイベント事など、普段と違うおやつのパンケーキ等を皆で作って食べたりもしています。





